雑木の庭とは

<ホームページ担当者より>
赤塚造園の作品を最初見た時、和風の古風な庭を作る造園やさんだと思いました。
しかし、意識して色んな庭を見るときそういえば、
日本庭園というものは、全くこういうものではないのに気付きました。


 <赤塚造園の事例はこちら・見比べてみてください>

<下 代表的な日本庭園のイメージ>

赤塚造園の庭を見て 灯篭や、大きな石があるから古風な印象があったのか?

よく考えるとすごく近代的な庭に見えてきた かと言って洋風のガーデンといったものでもない。

イメージで分類すると、シンプルモダンと言うのだろうか?
和テイストモダンと言うのだろうか?そういう言葉は、なんとなくピンと来ない言葉でした。

寝殿造りの庭園など、「THE 日本庭園」というようなイメージの庭園はよく見ると、だいぶ浮世離れした庭です。
その点、“雑木を利用した庭“は、ごくごく自然な印象を受ける。

なぜなら雑木の林の景色をそのまま切り取ったようなデザインをしているからです。

発想のコンセプトがまるで違うのでしょう。

それでも、赤塚造園のプロデュースする庭が古風で和風で懐かしい感じがするのはなぜだろう?

それは日本の雑木の林にある木を使い、人が分け入って暮らしてきた懐かしい山の風景がそのままデザインされているからではないだろうか?
外国の文化からインスパイアされた日本庭園も価値ある文化だが、雑木の林こそ日本の人々の木々との共存、暮らしの中で自然に発生していった「日本の庭園」なのではないかと思わされた。 そう思ってから、個人的には、この庭は「雑木の庭」とか言った方が一番しっくりくる物となりました。

雑木や雑木の庭について調べれば調べるほど赤塚造園の庭が味わい深くなると思います。

このホームページではそのこだわりの雑木の庭を実現するために研究している

ヒメシャラの「木の畑」について紹介したいと思います。

用語辞典

ヒメシャラ(姫シャラ・シャラの木)
ツバキ科ナツツバキ属の落葉高木・シャラノキと呼ばれるナツツバキより、葉も花も小さいので「姫」が付き姫シャラと呼ばれる。樹皮は平滑で淡赤褐色。鱗片となって剥がれ落ちる。鱗片は堅く、表面がざらついている。神奈川県以西の山地に分布する。暖帯上部から温帯域に生育。パイオニア的な性質を持ち、やや荒れた森林によく出現する。箱根のヒメシャラ林は有名で、神奈川県の天然記念物に指定されている。静岡県田方郡函南町では町の木に指定されている。
雑木(ぞうき・ざつぼく)
人の手によって管理されたスギなどの針葉樹中心の樹木と違い、建築資材などの材料としては価値の低い広葉樹などの雑多な樹木の事を雑木と呼び、その林を雑木林と言う。日本の雑木の多くは広葉樹からなり、幹はまっすぐでなく枝分かれが多いため建築資材として利用価値が低く雑木と呼ばれていた。雑木と言葉のイメージは決していいものではないが、生態系の維持・防災効果など林の持つ力は見直されており、そこにある木や生態系に注目すると人が住む「庭」のヒントは限りなく生まれてくる。
株立ち
株立ちという言葉自体は、一本の茎の根元から複数の茎が分かれて立ち上がる様子の事を言う。庭づくりに手法として取り入れられることが多い、本来は木を根元からバッサリと切断しヒコバエ(孫生え)と言ってそこからまた小さい枝を生やして育て、剪定を繰り返すが、寄せ植えで見かけ上株立ちを作る手法もある。
落葉樹
簡単に言うと、温かくなると葉が出て、冬になると葉が落ちる木の事。毎年のサイクルなので景色も年中変わり、根元の植物や動物・森林の生態系に深く影響している、またその情景が趣深い。